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30代メンズはどんな服を着ればいい?まず揃えたい4つの服と選び方をやさしく解説

公開日:

2026/3/5

by

Ryota Shimajiri

WardRove創設者。東京都出身。洋服の縫製工場を営む父方の実家の影響で、幼少期からファッションに親しむ。文化服装学院を卒業後、アパレルメーカーにて生産管理や新ブランド立ち上げを経験。 その後IT業界へ転身し、開発・執筆・マーケティング・プロダクト企画と、クリエイティブからビジネスまで一貫して手掛ける。フォーマルアドバイザー、カラーコーディネーターなどの資格を保有。

30代で、これからファッションを始めたいと思っても、なにから手をつければいいかが分からない人も多いと思います。アイテムの種類もブランドも多すぎますし、仕事と休日のどちらにも使える形など考え始めると、選択肢がさらに増えるので、最初の一歩が止まりやすいんですよね。

最初からオシャレを完成させる必要はありません。まずは、迷いを増やさない土台を作って、そこから好みを足していけば十分です。

そこで今回は、雰囲気やセンスの話といった抽象的な内容を極力排して、サイズ、素材、色、用途の条件として整理しながら、30代のファッション初心者が最初に揃えるべき4つを入門書としてまとめていきたいと思います。

まず揃えたいアイテムは4つ

結論から先に書きますが、最初に揃えるのは「クルーネックスウェット」「襟付きのジップアップブルゾン」「ワンウォッシュデニム」「黒系スニーカー」がおすすめです。

この4つなら、ラフな仕事の日に着ても浮きにくく、休日に着ても堅く見えにずらいので使いやすいコーデが出来上がると思います。ちなみにこれらを組み合わせると、この記事のサムネイルっぽく仕上がります。

クルーネックスウェット(無地)

まずクルーネックスウェットは、デザインより首元と肩が重要です。見るのは、首元のリブが薄すぎないか、肩線が自分の肩に来ているか。この2つです。ここが外れてしまうと、上に襟付きのジップアップブルゾンを羽織ったときに、首まわりだけが頼りなく見えたり、全体が部屋着っぽく寄ったりします。

生地は、薄すぎないものを選びましょう。薄いと、形が崩れやすかったり、洗った後に首まわりがヨレて見えたりします。最初の一枚は、表面がきれいに見えて、着ていて安心できる厚みがあるものを選ぶほうが良いと思います。

色はホワイト、グレー、ネイビーのどれかが使いやすいです。サイズは、大きく見せるためではなく、動いたときの反応で決めます。腕を前に出したときに胸まわりが突っ張る、肩が上がって首が詰まる。こういう反応が出ると、重ね着の土台として使いにくくなります。スウェットは無地だと誤魔化しが効かないので、ここだけは丁寧に見ておくのが安全です。

たとえば、LOOPWHEELERとBEAMSの別注のクルーネックスウェットなどもおすすめです。ベーシックなディテールなのでトレンドに左右されずに、万能な一着として活躍できます。

襟付きのジップアップブルゾン

次は襟付きのジップアップブルゾンです。30代のファッション初心者が最初に選ぶ羽織りとして、いちばんシンプルで使いやすい形になります。首元がだらしなく見えにくく、前を開けても閉めても形が崩れにくいのです。

とりあえずこのブルゾンを選ぶ際に押さえておきたいポイントは、丈と生地の見え方です。

短丈は2026年のトレンドですが、丈は短すぎないほうが使いやすいです。短いと腰まわりのバランスが急に難しくなって、上と下で気にするところが増えます。目安としては、立ったときに裾がベルトより少し下に来て、座っても背中が出にくいくらいだと安心です。

素材は、光沢が強すぎないものを選びます。テカりが強いと、それだけで服が目立つので、落ち着いた場面で着にくくなります。生地が薄すぎてペラペラ見えるものも避けます。襟付きは形が出やすい分、薄いと頼りなく見えやすいからです。

色はネイビー、チャコール、黒あたりが扱いやすいです。まずは落ち着いた色で形を整えて、慣れてきたら好みの要素を足していくほうが、買った服がそのまま残りやすいと思います。

BEAUTY&YOUTHのスエードライクな襟付きジップアップブルゾンもおすすめです。重ね着がしやすいレギュラーシルエットになっており、Tシャツからミドルゲージのニットまで合わせられます。レギュラーカラーなのでシンプルに使いやすいです。

ワンウォッシュデニム

ワンウォッシュデニムとは、製品段階で一度だけ水洗いして糊を落とした、濃紺色が残るデニムのことです。リジッド(生デニム)より縮みが少なくかつ柔らかく、最初から快適に履けるのが特徴で、上品な色味でカジュアルからキレイめまで幅広く活躍します。

選ぶときは、色落ちや加工がほとんどないものを選びます。ヒゲや強いアタリが入ると休日っぽさが強く出るので、会社に行く日にそのまま履くときに気になる場面が出てきます。どちらの日にもそのまま履くなら、色が均一に近い濃紺が一番使いやすいです。

シルエットは、細い太いの印象で悩む前に、動いたときに窮屈になっていないかを見ましょう。歩いたときに膝が前に出すぎないか、座ったときに太ももが突っ張って横ジワが強く出ていないか。この辺が大丈夫なら、太さはあとで好みで変えれば十分です。

ワンウォッシュは色が強い分、細くしすぎると脚の形が出やすいので、最初は少し余裕がある形のほうが選びやすいと思います。

おすすめは、EDWINのワイドストレートワンウォッシュデニムです。このデニムにも使われているセルビッチデニムは、旧式織機で織られた、両端に「耳」と呼ばれるほつれ止めがある貴重なデニム生地になります。

セルビッチデニムは、通常の他のデニムと比べて高価ですが、その分ジーンズの色落ちも楽しめます。自社の洗い加工工場にて、リアルなユーズド感を出すように表現しているので、最初から新品すぎない状態で履くことができます。

黒系スニーカーはロゴが目立たないものにする

靴は黒系スニーカーにします。雨の日にも履けて、駅まで歩いても汚れが気になりにくい。黒はこのあたりが楽です。白スニーカーも便利ですが、最初から白で頑張る必要はありません。黒にしておくと、スウェットでもデニムでも靴だけ浮きにくいです。

選ぶときは、細身すぎない形で、ロゴや切り替えが多すぎないものにします。素材もツヤが強いものは避けます。黒は便利なぶん、靴に特徴が出すぎると全体が重たく見えることがあるので、靴はなるべく目立たないほうが初心者には安心です。

うまくいかない場合

この4つを揃えても、鏡で見たときに落ち着かない場合もあります。

よくあるパターンは、クルーネックスウェットが小さくて生地が引っ張られているもしくは、スウェットが薄くて中だけ頼りなく見える、襟付きのジップアップブルゾンが短くて腰まわりが気になりやすい、デニムの色落ちや加工が強くて休日っぽさが出すぎる、黒を重ねすぎて全体が重たく見える、このどれかです。

最初の4つは、無地と落ち着いた色で揃える。そのあとで足していく。順番を守るだけで、買ったのに着なくなる、みたいなことは減らせます。焦って完成させようとせずに、ここだけ意識しておけば十分です。

まとめ

30代メンズが最初に揃えるのは、クルーネックスウェット、襟付きのジップアップブルゾン、ワンウォッシュデニム、黒系スニーカーです。この4つにしておくと、会社に行く日も休日に出かける日も、そのまま着やすいと思います。

選ぶときは、クルーネックスウェットは首元と肩、襟付きのジップアップブルゾンは丈とツヤ、ワンウォッシュデニムは色と膝の出方、黒系スニーカーはロゴとツヤを見ます。

まずはこのベースを作って、慣れてきたら色や素材の好みをひとつずつ足していく。この順番で進めると失敗が少ないと思います。ぜひ試してみてください。

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