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テック系ファッション入門、ガジェット好きのための服とバッグの選び方

公開日:

2025/4/13

by

Ryota Shimajiri

WardRove創設者。東京都出身。洋服の縫製工場を営む父方の実家の影響で、幼少期からファッションに親しむ。文化服装学院を卒業後、アパレルメーカーにて生産管理や新ブランド立ち上げを経験。 その後IT業界へ転身し、開発・執筆・マーケティング・プロダクト企画と、クリエイティブからビジネスまで一貫して手掛ける。フォーマルアドバイザー、カラーコーディネーターなどの資格を保有。

スマホにワイヤレスイヤホン、モバイルバッテリー、ケーブル類。人によってはタブレットやノートパソコンまで持ち歩くので、気づけばポケットもバッグもパンパンになりがちです。

必要だから持っているのに、外で取り出すたびに「どこに入れたっけ」と探してしまう。この感じは、ガジェット好きの人ほど心当たりがあると思います。


そんな「ガジェット好き」の皆さんにこそおすすめしたいのが、持ち物と服装の最適化です。最近では、機能性とデザイン性を両立させた「テック系ファッション」が注目を集めています。

今回は、この「テック系ファッション」を取り入れるときに、どこを見て選べば外出が楽になるのか、服とバッグのポイントを順番に解説していきたいと思います。

テック系(ファッション)とは?

防水・撥水・保温などの機能を備えた、実用的なアイテム(=テックウェア)を取り入れたスタイルのことです。アウトドア由来でありつつも、街中に映えるアーバンな雰囲気が魅力です。

テック系という言葉から、いかにもギアっぽい見た目を想像する人も多いかもしれませんが、なにも見た目をそれっぽくするためのジャンルというわけではありません。デザイン性よりも機能性を重視しているのが特徴で、たとえばゴアテックス素材のアウターやユニクロのヒートテックインナー、ウィンドブレーカーなどもこのカテゴリに含まれます。

テック系ファッションは、ガジェットを日常的に持ち歩く人にとって、まさに理想的なスタイルと言えます。「たくさん持ちたい、でも軽やかに動きたい」という相反するニーズを叶えてくれる、現代の強い味方なのです。

ポケットの数だけで選んでいない?服選びで注目すべきポイント

多ポケットジャケットは現代の相棒

代表例としてはミリタリー由来のM-65ジャケットやフィッシングベスト、テック系ブルゾンなどです。「とりあえず全部入る」という安心感はありつつも、収納場所を分ける=取り出しやすいという整理術にもつながります。

もう一つは、取り出しの動作が小さくなることです。バッグを下ろして開けて探すより、胸や腰のポケットから出せる方が早い。改札前やレジ前みたいに、手が混む場面ほど差が出ます。

見た目については、素材にギア感があっても、色と形を落ち着かせれば街で浮きにくいです。黒・ネイビー・チャコールあたりを選んで、ロゴが控えめなものにすると、合わせる服を選びにくくなります。

 機能美を支える生地たち

  • コーデュラナイロン:摩耗に強く、バックやアウターに多用される

  • ストレッチファブリック:タイトでも動きやすさを確保

  • 撥水加工素材:突然の雨にも対応可能

生地については、名前を全部覚える必要はありません。困る場面に対して効くかどうかで見た方が、買うときに迷いません。たとえばコーデュラナイロンは擦れに強いので、電車移動が多い日や、バッグが服に当たりやすい人には向きます。ストレッチが効いた生地は、座ったりしゃがんだりが多い日に楽です。撥水加工が入っている素材は、突然の雨で気を使う回数が減ります。

 テック系ブランドはミニマリストにもオススメ

テック系は、いかにもガジェット好きの制服みたいに見えるのが嫌、という人もいると思います。そういう場合は、機能がありつつ形が普通に見えるラインを選ぶと楽です。

たとえばTHE NORTH FACEの街向けのモデルのUrbanシリーズや、ARC'TERYXのガンマジャケットのように、素材やパターンで機能を入れつつ、見た目はシンプルに寄せているものは使いやすいです。こうすることで、「いかにもガジェット好き」と思わせない、都会的なスタイルが叶います。

バッグは「全部入れる」より「取り出しやすくする」で選ぶ

ガジェットが増えるほど、バッグは容量よりも内部の使い方が大事になります。入るかどうかより、出し入れの動きが減るかどうかで選ぶと失敗しにくいです。

荷物を選び抜ける人なら、小型バッグ+バッグインポーチの組み合わせがやりやすいです。スマホ、財布、イヤホン、鍵。ここまでを小型にまとめて、ケーブルやバッテリーはポーチに分ける。こうすると、必要なものだけをすぐ触れる位置に置けます。

サコッシュ・スリングバッグで軽やかに

ガジェットを選び抜いて収納するなら「よく使うものだけを近くに」をテーマに、小型バッグ+バッグインポーチの組み合わせがおすすめです。

サコッシュやスリングバッグは「よく使うものを近くに置く」ための道具なので、持ち物が増えがちな人ほど一度試す価値があります。素材は、軽くて丈夫で水に強いものが便利です。X-PACや止水ジップのような仕様は、雨の日に気が楽になりますし、見た目もスポーティーに寄りすぎないので街でも使いやすいです。

バックパック派なら内部構造で選ぶ

荷物が多くなりがちな日はバックパックが最適です。同じ容量でも、使いやすさは中の設計で変わります。

PCスリーブがあるか、ケーブル類を分けられるポケットがあるか、背面からもアクセスできるか。このあたりが揃うと、人混みでも必要なものを取り出しやすくなります。逆に、仕切りが少ないバックパックは、家に帰ってからは便利でも、外では探す時間が増えがちです。

こうした機能が、日常の出し入れストレスを大きく軽減してくれます。

シーン別コーデ提案

シーンによって求められるスタイルはさまざまです。

ここからは、筆者おすすめの3つの場面に合ったコーディネートを提案したいと思います。

▶ 平日(ビジネスカジュアル)

ジャケット:THE NORTH FACEやARC'TERYXの撥水・ストレッチ素材ジャケットがおすすめ

画像は、THE NORTH FACEのコンパイルライトジャケット

(画像出典: ARC'TERYX

  • インナー:Hanes(ヘインズ)の白・黒Tシャツ(シンプルで機能的)

画像は、Hanes T-SHIRTS SHIRO®

(画像出典: Hanes

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バッグ:スタイリッシュなスリングバッグ or PC収納付きバックパック

画像は、Aer(エアー)のDAY SLING 3 MAX

(画像出典: URBAN RESEARCH

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▶ 休日(テックカジュアル)

アウター:フード付きのテック系ジャケットがおすすめ。

画像は、ARC'TERYXのガンマ ライトウェイトフーディジャケット

(画像出典: ARC'TERYX

ボトム:Gramicci(グラミチ)のテックパンツやニューナローパンツなど
 → ウエストがイージー仕様&ストレッチ素材で、動きやすさ抜群

画像は、Gramicciのナイロントラックパンツ

(画像出典: Gramicci

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シューズ:GORE-TEX®採用の防水スニーカーや全天候対応の軽量モデルなど

画像は、New BalanceのFRESH FOAM WALKING 880 GORE-TEX®

(画像出典: New Balance

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▶ 旅行・出張

  • 機内持ち込み対応の多機能バックパック

  • ガジェット類はケーブル用ポーチやガジェットケースで仕分け

  • 空港や駅でもスムーズにアクセスできる設計を重視

画像は、A.R.C. Commuter Pack

(画像出典: Incase

まとめ

ガジェットを愛することは、情報や可能性を常に手元に置くこと。
そして、それをどう持ち運ぶか=自分のスタイルです。

ファッションと機能は両立できる。
むしろそのバランスにこそ、大人のこだわりが宿るのではないでしょうか。

WardRoveでは他にもコーディネート術からアイテム選びなど、ファッションに役立つ情報を発信中です。

理想のワードローブの参考に、ぜひ他の記事もチェックしてみてください。

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