アウトドアとファッションを高次元でミックスした、日本限定の特別なコレクション、THE NORTH FACE PURPLE LABEL(ザ・ノース・フェイス パープルレーベル)、以下、パープルレーベル。
通常のノースフェイスとは一線を画すこのラインは、都市と自然の間を軽やかに越えるスタイルを提案し続けています。
今回は、そんなパープルレーベル誕生の背景から、ブランドを象徴する紫タグ、そして代表的なアイテムまで、じっくりと紐解いていきたいと思います。
パープルレーベルとは? ブランド誕生の背景
パープルレーベルは、世界的アウトドアブランド「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」と、代官山発のセレクトショップ「ナナミカ(nanamica)」が共同で手がけた、日本限定のコレクションラインです。
両者はもともと、日本国内でザ・ノース・フェイス製品の展開を担っていた「ゴールドウィン」で共に活動していました。
その後、ナナミカが独立し、自らのブランド哲学を追求しはじめたタイミングで、パープルレーベルも誕生。
都市生活者に向けた、より洗練されたアウトドアスタイルを提案するためのラインとしてスタートしました。
設立当初は、
ナナミカ:アイビーテイスト寄りのライフスタイル提案
パープルレーベル:よりアウトドアテイストを強めた日常着
と、微妙な棲み分けをしていましたが、いずれも一貫していたのは、"SPORTS"と"FASHION"の高次元ミックスという姿勢です。
今でこそ「アウトドアを街で着る」スタイルは一般的になりましたが、当時は非常に先鋭的な試みだったと言えるでしょう。
パープルレーベルの象徴、「紫タグ」の秘密
パープルレーベルといえば、誰もが思い浮かべるのが紫色のブランドタグです。
公式に言及した訳ではないのですが、パープルレーベルの象徴である紫タグは、1980年代に日本国内で展開されていたザ・ノース・フェイスのウィメンズラインに使われていた紫色のタグをオマージュしたものとも言われています。
ちなみに紫という色は、日本文化において古くから高貴・格式の象徴とされ、また縁起の良い色ともされています。聖徳太子の定めた「冠位十二階」では、冠の色によって階級を表わしており、紫は最高位の色でした。
こういった意味でも、日本限定コレクションにふさわしいシンボルカラーだったと言えるでしょう。現在では、この紫タグのアイテムを求めて、世界中からファッション好きが日本を訪れるほどです。
「日本発・日本限定」でありながら、国境を越えて評価される特別な存在になっているのです。
通常のノースフェイスとは何が違う?
パープルレーベルと本家ザ・ノース・フェイスは、同じブランドに属しながらも、その立ち位置は大きく異なります。
違いをまとめると以下の通りです。
項目 | パープルレーベル | 本家ノースフェイス |
|---|---|---|
デザイン | タウンユース重視・細身シルエット | 本格アウトドア・タフ仕様 |
サイズ感 | 日本人体型向けにスマート設計 | アメリカサイズ、ややオーバー |
素材・機能 | 軽量・撥水・ストレッチ性重視 | 耐寒・防水・耐久性重視 |
販売地域 | 日本国内限定 | グローバル展開 |
街に馴染むデザインを追求するパープルレーベルに対し、本家ノースフェイスは登山や極地探検といった本格アウトドアシーンを想定したスペックが中心です。
つまり、「ファッションとして楽しみたいならパープルレーベル」、
「アウトドアの限界に挑みたいなら本家ノースフェイス」
と、使い分けるのが正解です。
パープルレーベルのアイテム
では、実際にパープルレーベルのアイテムを一部見ていきましょう。
65/35 マウンテンパーカ

(画像出典: nanamica)
ブランドを象徴する定番アイテム。
撥水性と耐久性を備えた65/35ベイヘッドクロス素材を使用し、クラシックなマウンテンパーカを現代的なシルエットで再構築しています。
タウンユースでもアウトドア気分を味わえる、まさにパープルレーベルの世界観を体現した一着です。
デイパック・ショルダーバッグ

(画像出典: nanamica)
ノスタルジックなデザインと、現代的な機能性を両立させたバッグシリーズ。
軽量かつ耐久性に優れた素材を採用し、街でもアウトドアでも違和感なく持てる汎用性が魅力です。
パープルレーベルを体感できる場所「ナナミカ マウンテン」

(画像出典: nanamica)
パープルレーベルの世界観をフルで体感できるのが、旗艦店ナナミカ マウンテン。
都市と自然の間にある「新しいアウトドアスタイル」を表現した空間デザインが特徴で、
パープルレーベルのフルラインナップ展示
限定アイテムやコラボレーションアイテムの取り扱い
など、ファンなら一度は訪れたいスポットになっています。
6. まとめ
紫タグに込められた歴史と、日本独自のファッション感覚。
世界中から注目される理由は、ただのアウトドアウェアではなく、都市生活に根差した"ライフスタイルそのもの"をデザインしているからかもしれません。
日本発、世界基準。そんなパープルレーベルの世界に、あなたも一歩踏み込んでみてはいかがでしょうか。
WardRoveでは他にもコーディネート術からアイテム選びなど、ファッションに役立つ情報を発信中です。
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