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初心者にもおすすめのカジュアルシャツの選び方 大人メンズ向けのコーデのコツも解説

公開日:

2025/2/8

by

Ryota Shimajiri

WardRove創設者。東京都出身。洋服の縫製工場を営む父方の実家の影響で、幼少期からファッションに親しむ。文化服装学院を卒業後、アパレルメーカーにて生産管理や新ブランド立ち上げを経験。 その後IT業界へ転身し、開発・執筆・マーケティング・プロダクト企画と、クリエイティブからビジネスまで一貫して手掛ける。フォーマルアドバイザー、カラーコーディネーターなどの資格を保有。

カジュアルウェアの定番とも言えるカジュアルシャツは、休日のリラックススタイルからちょっとしたおでかけ、さらにはスポーツシーンまで幅広く活躍する便利なアイテムです。

見た目のラフさだけでなく、素材選びやディテールによってコーディネートの印象が大きく変わるのも魅力のひとつ。

この記事では、そんなカジュアルシャツとは何かという基本から、初心者にもオススメの種類や特徴・スタイリングについてご紹介します。

そもそもカジュアルシャツとは?

カジュアルシャツとは、ドレスシャツやフォーマルシャツ以外のシャツで、カジュアルな雰囲気を持つシャツの総称です。

裾をパンツから出して着用することを想定しており、着丈がやや短め・身幅がゆったりしているなど、リラックスした作りが特徴となります。

生地に厳密な決まりはありませんが、オックスフォードやフランネルなど、ほどよい厚みや柔らかな風合いを楽しめる素材がよく使われているのが特徴です。

フォーマルシャツと違って堅苦しいルールがなく、色柄やディテールに自由度が高いため、休日の外出や気軽な食事シーンなど、さまざまな場面で気負わず着用できます。

自分好みのデザインを選びやすいのも、カジュアルシャツならではのメリットですね。

カジュアルシャツの特徴は次のとおり

  • 丈が短く、台襟が低い

  • 襟が柔らかく、手触りが良い

  • 襟の形の自由度が高く、さまざまな種類がある

  • 素材感は比較的ゆるっとしており、素材や柄によって幅広い選択肢がある

カジュアルシャツには、次のような種類があります。

  • オープンカラーシャツ

  • ボタンダウンシャツ

  • チェックシャツ

  • ストライプ柄シャツ

  • ワークシャツ

  • ミリタリーシャツ

  • ウエスタンシャツ

このように一口にカジュアルシャツといっても、その素材やディテールは多種多様です。

たとえば、

  • 生地に注目した「オックスフォードシャツ」「デニムシャツ」

  • 襟型やポケットデザインといったディテールに焦点を当てた「ボタンダウンシャツ」「フラップポケット付きシャツ」

  • 柄やカラーリングで選ぶ「チェックシャツ」「ストライプシャツ」

など、枚挙にいとまがありません。

ここでカジュアルシャツ入門として代表的なシャツをいくつかピックアップして、それぞれの特徴を解説していきたいと思います。

チェックシャツ

カジュアルシャツの定番と言えば、やはりチェックシャツ。アメカジスタイルの象徴的なアイテムとして、デニムパンツやチノパンとの相性も抜群です。

チェック柄のバリエーションは実に豊富で、色使いや柄の大きさ、襟型の違いなどでガラッと印象が変わるのが特徴。

開放感のある開襟タイプ(オープンカラー)から、ジャケットインにも合わせやすいセミワイドカラーまで、デザインの幅も多岐にわたります。

日本だとどうしても子供っぽさや、一昔前のオタクっぽさなどをイメージしてしまいますが、サイジングやパンツの合わせ方によって印象も変えることができます。

▼チェックシャツを選ぶコツ

  • 初心者は小さめ柄から
    大柄のチェックは主張が強いぶん、合わせるアイテムを選びがち。まずはギンガムチェックなどの細かい柄を選べば、どんなパンツやアウターにも合わせやすいです。

  • 落ち着いたトーンを選ぶ
    ネイビーやブラウン、グレーなど、ベースカラーがダークトーンだと着回ししやすく、派手になりすぎません。

  • サイズ
    少しゆったり目のサイズを選ぶと大人の余裕が出て、カッコいいです。ボトムスはスラックスやチノパン、落ち着いた色味のものを選びましょう。

  • 襟型・シルエットもチェック
    場面によっては、すっきりしたセミワイドカラーやボタンダウンを選ぶとドレスライクな着こなしが楽しめます。ゆるく着たいときは開襟タイプを選ぶと、こなれた雰囲気に仕上がります。

▼おすすめスタイリング

  1. 王道のカジュアルスタイル チェックシャツ × デニムパンツ × スニーカー

    チェックシャツの柄を主役にするなら、ボトムスは定番のデニムがおすすめ。スニーカーで統一感を持たせれば、簡単にアメカジ感を演出できます。

  2. きれいめカジュアルコーデ チェックシャツ × チノパン × レザーシューズ

    チェックシャツのカジュアル感をチノパンやレザーシューズでほどよく引き締めるスタイル。ジャケットを羽織れば、ビジネスカジュアル寄りにもアレンジ可能です。

  3. レイヤードで秋冬仕様 チェックシャツ × クルーネックニット or カーディガン × スラックス
    チェック柄のシャツをさりげなく見せるレイヤードは、秋冬の定番。スラックスを合わせれば落ち着いた大人カジュアルに、デニムやコーデュロイパンツならよりラフな印象に仕上がります。

次は初心者にオススメのチェックパターン2種をご紹介します。

ギンガムチェック

(画像出典:APUHOUSE FABRIC 公式サイト

「ギンガムチェック」は、白と黒・白と青などの二色使いで構成された小さな格子柄。

爽やかで清潔感のある印象が特徴で、カジュアルからビジネスカジュアルまで幅広く使える汎用性の高さが人気の理由です。

▼おすすめコーデ

  • 落ち着いた色合いならボトムスを選ばない
    ブラウン系やネイビー系など、ややダークトーンのギンガムチェックなら、どんなカラーのパンツにも合わせやすく着回し力抜群。

  • 明るい色味は“きれいめ”スタイルと好相性
    赤や青など鮮やかなギンガムチェックは、スラックスやチノパンと合わせると上品な印象に仕上がります。

  • デニムと合わせる場合は暗めの色がおすすめ
    ギンガムチェックが浮かないよう、濃いインディゴデニムやブラックデニムを選ぶと大人っぽいバランスに。

  • シンプルな羽織りものをプラス
    無地のジャケットやカーディガンを羽織ると、ギンガムチェックの柄がより引き立ち、大人カジュアルな雰囲気に仕上がります。

オンブレチェック

「オンブレチェック」は、色の濃淡がグラデーションのように変化していくチェック柄。

カジュアルな雰囲気の中にもシックさが漂い、特に秋冬シーズンに適した柄といえます。濃淡のある色味が奥行きを演出してくれるので、一枚で着用してもサマになるのが魅力です。

▼おすすめコーデ

  • デニムや濃色パンツと合わせて◎
    オンブレチェック特有の陰影が際立つので、パンツは落ち着いたトーン(ネイビーやブラックなど)を選ぶと全体がまとまりやすいです。

  • シンプルなアウターでバランス良く
    無地のジャケットやコートを羽織れば、オンブレチェックの柄が適度なアクセントとして映えます。

  • 柄の輪郭がやわらかい
    タータンチェックなどに比べて主張しすぎず、チェック柄初心者の方でも挑戦しやすい柄です。

どちらも比較的取り入れやすい柄なので、チェックシャツ初心者の方にもおすすめです。

まずは落ち着いたカラーや小さめの柄から挑戦して、慣れてきたら大柄や鮮やかな色味にもトライしてみましょう。

自分好みのチェックシャツを見つけて、幅広いスタイリングを楽しんでください。

2. オックスフォードシャツ

「カジュアルシャツの代表格」ともいえるオックスフォードシャツは、オックスフォードクロスという生地を使って仕立てられたシャツの総称です。

もともとは1900年頃のアメリカで誕生したボタンダウンシャツに使われていた素材として有名で、タテ糸とヨコ糸を2本ずつ引き揃えて織られることから、丈夫で程よい厚みとソフトな風合いを持つのが特徴です。

オックスフォードシャツは、カジュアルな印象と上品さを兼ね備えた汎用性の高いアイテム。デニムやチノパンと合わせてカジュアルに着こなすのはもちろん、テーラードジャケットのインナーに合わせれば、きれいめなコーディネートにも活躍してくれます。

カラーもホワイトやブルー、ピンクなど豊富なので、初心者の方でも取り入れやすいのが魅力です。

(画像出典:ナイジェル・ケーボン/Nigel Cabourn 【公式サイト】

▼初心者向けポイント

  • まずは白やサックスブルーが鉄板
    コーディネートを選ばない上に、清潔感があり好印象。ジャケットの下に着てもハマるので、一枚持っておくと便利です。

  • 襟型はベーシックなものを
    ボタンダウンやレギュラーカラーなど、シンプルな襟型を選べば合わせるアイテムが広がります。

▼おすすめスタイリング

  • カジュアルな王道コーデ 白のオックスフォードシャツ × ネイビーデニム × 白スニーカー

    シンプルながら爽やかさ満点の組み合わせ。シャツの裾をタックアウトしてラフに着こなし、袖を軽くまくるとこなれ感が出ます。

  • サックスブルーのオックスフォードシャツ × チノパン × ローファー

    チノパンの色はベージュやカーキがおすすめ。足元にローファーを合わせれば、程よいきちんと感を残しつつカジュアルに仕上がります。

  • きれいめなビジネスカジュアル 白のオックスフォードシャツ × グレーまたはネイビーのスラックス × レザーシューズ

    ジャケットなしでもスマートな印象。少し余裕がある場面ならネクタイなしでもOKです。

  • ブルーのボタンダウンシャツ × チャコールグレーのテーラードジャケット × 黒のスラックス

    かっちりしすぎないので、オフィスカジュアルのドレスコードにもぴったり。ベルトと靴は同系色にそろえるとより洗練された印象になります。

オックスフォードシャツは、合わせるアイテムやカラーによってカジュアルにもきれいめにもアレンジしやすい万能選手。

まずは定番カラーを1枚入手して、いろいろなスタイルに応用してみるのがおすすめです。慣れてきたらピンクやライトグリーンなど、少し鮮やかな色味にもぜひ挑戦してみてください。

3. ボタンダウンシャツ

ボタンダウンシャツは、その名の通り“襟先をボタンで留める”シャツのこと。イギリス上流階級が嗜むポロ競技で、選手の襟が激しい動きで浮かないようにボタンで固定したことが発祥とされています。

オックスフォードシャツの項目でも少し触れましたが、1900年頃にアメリカの老舗シャツブランド「Brooks Brothers(ブルックス・ブラザーズ)」がヒントを得て商品化し、現在のボタンダウンシャツが生まれました。

このようにスポーツ由来のディテールであるため、もともとはカジュアルテイストが強いアイテムでした。

しかし近年では、イタリアのカミチェリア仕立てによるドレス感の強いボタンダウンシャツも登場しており、テーラードジャケットとのコーディネートにも馴染む万能さが魅力となっています。

(画像出典:Brooks Brothers Japan (ブルックス ブラザーズ ジャパン)

▼初心者向けポイント

  • シャツ選びに迷ったら、ボタンダウンを選ぶのもアリ
    襟が固定されているぶん形も整いやすく、ネクタイを合わせたビジネスカジュアルにも応用できます。

  • カジュアルからきれいめまで対応
    デニムパンツ×スニーカーのカジュアルスタイルにも、スラックス+革靴のきれいめスタイルにも合わせやすいので、1枚あると便利です。

▼おすすめスタイリング

  • 王道のカジュアルスタイル ボタンダウンシャツ(ホワイトやサックスブルー) × デニムパンツ × スニーカー

    ポロ競技由来ならではのスポーティさを活かした組み合わせ。シャツの裾をタックアウトして、襟元のボタンを外してリラックス感を演出すると◎。

  • きれいめビジネスカジュアル ボタンダウンシャツ(無地) × スラックス × レザーシューズ

    ネクタイをしなくても襟がしっかりと形をキープしてくれるため、ノーネクタイのビジネスカジュアルにも最適。ベルトと靴の色を合わせるとより統一感が出ます。

  • テーラードジャケットとの相性も抜群 ボタンダウンシャツ(ブルーやピンク) × ネイビーやグレーのジャケット × チノパン or スラックス

    ブルックスブラザーズ発祥のアメトラスタイルを意識したコーディネート。パンツをチノパンにすると少しカジュアル寄りに、スラックスにするとドレス寄りに仕上がります。

  • 少し上品な休日コーデ ボタンダウンシャツ(ストライプやチェック柄) × カーディガン × チノパン

    柄シャツを選ぶ場合は、落ち着いたトーンを選ぶと大人っぽい雰囲気に。カーディガンとのレイヤードで季節感を楽しみながら、襟のボタンでシャツの形をキレイに保てます。

ボタンダウンシャツは、シャツの襟が常に整って見えるというメリットから、カジュアルな着こなしだけでなく、ビジネスカジュアルにも簡単に取り入れられる点が魅力。

1枚あればオンにもオフにも活用しやすいので、シャツ選びに迷ったときはぜひボタンダウンシャツを候補に入れてみてください。

4. デニムシャツ

デニムパンツ(ジーンズ)と同じく、もとは作業着として使われていた頑丈なデニム生地をシャツに採用したものが「デニムシャツ」です。

無骨さとカジュアル感がありつつ、コーディネートに取り入れると独特の味わいが生まれます。ブルーやインディゴカラーといったデニムらしい色味を選べば、シンプルな白Tシャツを中に重ねたり、スウェットパンツやチノパンと合わせたりしても十分おしゃれな印象に。

さらに、ウォッシュ感のある色落ちデニムを選ぶと、ほどよい古着テイストがプラスされ、よりカジュアルな着こなしに仕上がります。

上級者コーデとして、あえてデニム×デニムに挑戦してみるのも面白いかもしれません。

(画像出典:ラルフ ローレン公式オンラインストア

▼初心者向けポイント

  • 初めて選ぶなら「濃いめのインディゴ」がおすすめ
    色落ちが少ないタイプのほうがきれいめにも合わせやすく、初めての一着として取り入れやすいです。

  • 合わせるボトムスで雰囲気が変わる
    チノパンやカーゴパンツなど異素材と合わせればカジュアル感が強調され、黒のスラックスや濃色デニムと合わせるとシックにまとまります。

▼おすすめスタイリング

  1. 王道のカジュアルスタイル デニムシャツ × 白Tシャツ × チノパン × スニーカー

    デニムシャツの無骨さに、白Tシャツのクリーンさとチノパンのリラックス感が相まって、万人受けするコーデに。シャツはオープンにしてラフに羽織るとこなれた印象がUPします。

  2. きれいめミックススタイル デニムシャツ × 黒のスラックス × レザーシューズ

    スラックスやレザーシューズのドレス感が、デニムシャツのカジュアルな雰囲気を程よく引き締めてくれます。シャツをタックインするとより上品に。

  3. 秋冬のレイヤードスタイル デニムシャツ × ニットカーディガン × コーデュロイパンツ

    やや厚手のデニムシャツを選び、あたたかみのあるニットやコーデュロイと合わせると季節感を演出できます。足元はブーツにしても◎。

  4. デニム×デニムの上級者コーデ デニムシャツ × デニムパンツ(同系色or異なる色味)

    インディゴ同士で合わせるとワントーンコーデとして洗練された印象に。明るめの色落ちデニムと濃いデニムシャツを合わせると、メリハリのある着こなしが楽しめます。

デニムシャツは、素材の特性上、長く着込むほどに自分だけの風合いが出てくるのも魅力。まずはシンプルなインディゴカラーを1枚手に入れて、さまざまなボトムスやレイヤードスタイルと組み合わせてみましょう。

徐々にウォッシュの強いものやデザイン性のあるものにも挑戦して、自分らしいデニムシャツコーデを楽しんでみてください。

まとめ

カジュアルシャツと一口に言っても、その種類やデザインは実に多彩です。今回ご紹介したチェックシャツやオックスフォードシャツ、ボタンダウンシャツ、デニムシャツはごく一部にすぎません。

ほかにもフランネルやコーデュロイ、リネンといった素材のシャツや、開襟やスタンドカラーなど襟型にこだわったシャツなど、バリエーションは豊富にあります。

初心者の方が最初の一枚を選ぶなら、どんなボトムスにも合わせやすいシンプルなカラーや定番ディテールのものがおすすめです。特に意識するとよいポイントとしては、

  1. 少しだけゆとりのあるサイズ感を選ぶ

  2. ボトムスはきれいめを意識する

この2点を心がけると、自然なこなれ感が出るので試してみてください。

また、オックスフォードシャツや無地のデニムシャツなどは汎用性が高く、失敗しにくいアイテムです。慣れてきたら柄物や変わった襟型に挑戦してみると、新鮮なコーディネートが楽しめるはず。

ぜひこの機会に、自分のライフスタイルや好みに合ったカジュアルシャツを見つけて、着こなしの幅を広げてみてください!

WardRoveでは他にもコーディネート術からアイテム選びなど、ファッションに役立つ情報を発信中です。

理想のワードローブの参考に、ぜひ他の記事もチェックしてみてください。

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