ボストンバッグとは、底が広く、荷物をたっぷり入れられる手提げ型のバッグのことです。
旅行用のバッグとして見られることが多いですが、サイズや素材を選べば、出張、ジム、ゴルフ、荷物が多い休日などにも使えます。トートバッグより中身が動きにくく、リュックのように背中側の服をつぶさないので、シャツやジャケットを着る日にも持ちやすいバッグです。
今回は、ボストンバッグとはどんなバッグなのか、歴史やメリット・デメリット、大人が選ぶときのポイントを解説していきたいと思います。
ボストンバッグの歴史
ボストンバッグという名前は、アメリカのボストン大学の学生が使っていたバッグに由来するとされています。
日本では大正時代、1920年代頃から革製の手提げ鞄として作られるようになったと言われています。底が広く、荷物をまとめて入れられて、手で持てるというディテールで、今のスーツケースやキャリーバッグとは違い、昔ながらの旅行鞄として使われていたバッグです。
昔のボストンバッグは、今よりも革鞄らしい見た目のものが中心でした。厚みのある革でしっかりした持ち手、横長の形など、駅やホテルにバッチリ似合う、いかにも旅行用のバッグという感じがあります。やっぱりこの形を見ると、少し気分が上がりますよね。
現在は、レザーだけでなく、ナイロン、キャンバス、合成皮革といったいろいろな素材のボストンバッグがあります。旅行用だけでなく、出張用、ジム用、ゴルフ用、普段使い用のミニボストンまで選択肢が広がっています。
ボストンバッグのメリット・デメリット
ボストンバッグの特徴として、底が広く、開口部も大きいものが多いバッグです。
たとえばTシャツや下着、洗面道具、ガジェット類をまとめて入れやすいので、1泊旅行や短い出張ならこれ一つで足りることもあります。とくに上から中身を見渡せる作りのため、ホテルや車の中で荷物を出すときに、奥まで探さず取り出せるのも便利なところです。
リュックを背負うと、シャツやジャケットの背中側にシワが入りやすくなります。その点、ボストンバッグは手で持つかショルダーストラップで肩にかける形なので、服の背中がつぶれにくく、シャツやスラックスに合わせても、そこまでラフになりすぎません。レザーのボストンバッグなら、荷物が多い日でも少し昔ながらの鞄らしさが出ます。
とはいえ、荷物を入れるほど重くなりますし、とくに革製の大きなボストンバッグは、バッグ自体にもそれなりの重量があります。駅の中を長く歩く日や電車移動が多い日は、手提げだけだとかなり疲れるので、見た目だけで選ばず、ショルダーストラップが付いているかどうかも見ておきたいところです。
大きすぎるボストンバッグを街で持つと、これから旅行に行くように見えるので、普段使いなら小ぶりなミニボストン、1泊旅行なら中型、2泊以上なら大きめというように、使う場面でサイズを分けておくのが良いと思います。ボストンバッグは形だけでも目に入りやすいので、普段使いでは少し控えめな大きさの方が持ちやすいです。
ボストンバックの選び方
黒やダークブラウンのレザーボストンは、たとえば白シャツ、ネイビーのニット、グレーのスラックスのようなキレイめな服にも合います。
レザーなのでもちろん革靴やローファーとも相性がよく、バッグだけがスポーティーに見えません。レザーボストンバッグは少し重いですが、その重さも含めて鞄らしさがあります。

ナイロンのボストンバッグは、軽くて雨の日にも使いやすいのが魅力です。色も黒やネイビーなら、スウェット、デニム、スニーカーの日にも合わせられます。
レザーほど重く見えず、休日の服にもそのままなじみます。ロゴや配色が目立つものはスポーツバッグ寄りになるので、街でも使うなら装飾が少ないものを選びたいところです。
普段使いなら、ミニボストンも選択肢に入ります。たとえば写真のようなグレゴリーのミニボストンなら、小さめの手提げバッグとして使えるので、トートバッグやショルダーバッグに少し飽きたときにも選びやすいアイテムです。大きなボストンバッグほど構えずに持てるので、普段の服にも取り入れやすいと思います。

まとめ
ボストンバッグは旅行用のイメージが強いですが、素材やサイズを選べば、出張、ジム、休日の普段使いにも取り入れられます。
リュックやトートバッグも便利ですが、ボストンバッグには昔ながらの鞄らしさがあります。荷物が多い日でも、少し気分を変えて出かけたいときは、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
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